エントランスでは、曲線と直線を組み合わせ、『おもしろさ』『リズム感』を重視しています。曲面の壁に長方形の2種類のサインや受付台、巾木など、壁からの距離を変えることにより、立体的に演出しています。最も目立たせたい社名のボックスは、内部に照明を入れています。空間全体へのアクセントとしても機能しています。

　赤のロゴが映えるようキッチン台は白色で統一し、正面は曲面にして空間に柔らかさを加えています。キッチンの曲面の正面・側面・天板・シンクに至るまで、全て人工大理石で成形しています。大きなキッチンですが、人工大理石の繋ぎ目はどこにも見えません。
　　会議室も、使いやすさを重視したレイアウトになっています。会議室をスライディングウォールで区切ることで、3部屋を別の空間としても1つの大きなスペースとしても利用できます。

　事務所内にオフィスビル外観用のサインを設置しました。事務所ビル前の交差点の角というロケーションの良さを活かしてブランド・ロゴの露出を高められるようにしました。夜が更けて来るに従い、内照式のアクリルチャンネル文字が光りより強いインパクトを与えます。